“がん”という病気についてどのような認識を持っていますか?健康なうちは身近に感じる病気ではないかもしれません。「若いうちは発症しにくい」、「そもそもがんになる人は少ない」、このように考えていませんか?しかし、国立がん研究センターによれば事実として年間で推計約37万9千400人の人ががんで亡くなっています。この中にはもちろん、若い世代の人も含まれています。この記事では、そもそもがんとはどのような病気なのか、がんの治療方法、治療費、そして新しいタイプのがん保険であるjustIncaseの「わりかん がん保険」についてご紹介します。
目次
“がん”とは?
まずはじめに、がんとはどのようにして発症する病気なのでしょうか?人間の体は、正常な細胞が増えたり減ったりすることで、健康に保たれています。その正常な細胞の遺伝子に傷がつくことによって、がん細胞に変化します。このがん細胞は、必要以上に増え続け、周囲の大切な細胞を破壊してしまいます。
がんは2人に1人が発症する
国立がん研究センターの調査によれば、がんは、日本人の2人に1人が発症するといわれています。また、生涯のうちの発症率は、男性が63.3パーセント、女性が48.4パーセントで、男性の方ががんになる確率が高くなっています。
画像引用元:国立がん研究センターがん情報サービス|がんの統計2021
がんは若くても発症する
若い世代でも、がんを発症し、死亡するケースは多くあります。40代未満で死亡率が高いのは、白血病や脳・中枢神経系のがんです。
画像引用元:国立がん研究センターがん情報サービス|がんの統計2021
がんは人生を大きく左右する病気です
いったんがんになると、ご本人やご家族の人生に大きな影響があります。入院や治療のためにそれまでと同じように働けなくなることもあります。がんを発症した3人に1人は、勤務先から依頼退職したり解雇されたりしています。また、収入もがんになることによって大きく変化することが多く、健康であったときのおおよそ半分以下になることもあります。
画像引用元:厚生労働省|健康
悪性新生物と上皮内新生物
画像引用元:価格.com|上皮内新生物(上皮内がん)とは
がんは、悪性新生物と上皮内新生物の二つに大きく分けることができます。悪性新生物は、細胞のかたまりである腫瘍が、無秩序に粘膜の奥深くまで浸透したり、体のあちこちに飛び散って新たなかたまりを作ることで発生します。さまざまな部位に転移しやすい悪性新生物は、一度治療しても再発する可能性が高いがんです。一方の上皮内新生物は、上皮という、臓器を覆う粘膜や皮膚を覆う表面の浅い部分にがん細胞がとどまるがんです。上皮よりも深くまで浸食していないため、手術で取り除くことができ、転移することもほとんどありません。
がんの6つの治療法
実際にがんを発症した場合、どのような治療を受けることができるのでしょうか。ここでは、6つの治療法をご紹介します。
手術
手術では、腫瘍やがんにおかされている臓器を切り取ります。がん細胞は、他の部分へ転移する可能性があるので、あらかじめ大きめに切除します。
薬物療法
薬物療法では、薬を使用してがんの治療を行います。薬の種類として、細胞増殖の仕組みを妨げる細胞障害性抗がん薬、ホルモン分泌を阻害して、増殖するがん細胞を攻撃する内分泌療法薬、がんに関わるタンパク質を標的にして、がん細胞を攻撃する分子標的薬の3種類があります。
放射線治療
放射線治療では、放射線を患部に当てて治療を行います。一般的なものは、体の外から放射線を当てる外部照射です。また、放射性物質を体内へ直接挿入したり、飲み薬や注射で投与する内部照射もあります。
集学的治療
手術、薬物療法、放射線治療を合わせて行うことを、集学的治療といいます。より高い治療効果を求めて行われる治療方法です。
造血幹細胞移植
造血幹細胞移植は、白血病などの血液がんを完治させるために行われる治療法です。造血幹細胞とは、骨髄の中で血球をつくり出す細胞のことです。血液がんは、この造血幹細胞ががん化することで発症します。実際に行う治療方法は、事前に採取した、自分またはドナーの造血幹細胞を点滴で投与するという方法です。これにより、移植された造血幹細胞が患者の骨髄に根づき、再び正常に造血機能が働くことを目指します。
免疫療法
本来体に備わっている免疫の力で、がん細胞を攻撃するという治療方法です。しかし、効果が証明されている免疫療法は、現時点であまり多くありません。
がんの治療費はどれだけかかる?
がんの種類や進行具合によって治療費は変わってきますが、一般的に、長期治療をしなければならないがんはその治療費が高額です。もし治療費が高額になった場合、高額療養費制度を利用することができます。
高額療養費制度
高額療養費制度は、医療費の自己負担分を軽減してくれる制度です。自己負担額は、厚生労働省の医療給付実態調査 (平成29年)によれば、 平均で25万円から60万円程度とされています。病院や薬局で支払った自己負担額の合計が自己負担限度額を超えると、その超えた分が後で払い戻されます。
画像引用元:ganclass.jp公式サイト
しかし、がん治療の先進医療は健康保険が適用されないものが多く、また、高額療養費制度の対象外となります。健康保険が適用され、高額療養費制度を使ったとしても、治療が長引くと治療費の負担は大きくなってしまうため、経済的な理由で治療法が制限されてしまうこともあります。
justInCaseのわりかんがん保険
がんはいつ誰が発症するか分からない病気です。そして、発症してから医療費が高額になることが分かったとしても、どうすることもできません。しかし、健康なうちにがん保険に加入していれば、がんになったときに保険金を受け取ることができるので安心です。
そこで、justInCaseの「わりかん がん保険」をおすすめします。わりかん がん保険とは、保険金を加入者同士でわりかんして、一人一人の保険料負担を軽くするという、今までになかった新しいタイプのがん保険です。万が一がんと診断された時には、すぐに一律80万円の保険金を受け取ることができます。毎月の保険料も、20~39歳なら最大500円と、従来の保険に比べるとかなり安くなっています。この先の人生を安心して生活していくために、健康な今だからこそ、わりかん がん保険の加入を考えてみるのはどうでしょうか。