この記事を読まれている方は、病院で妊娠検査を受けようとお考えの方なのではないでしょうか。
妊娠しているかどうかの簡易検査はドラッグストアや、薬局で購入できる検査キットでも可能ですが、子宮外妊娠などの異常妊娠かを知るためにも、必ず産婦人科医の診断を受けるようにしてください。
しかし、妊娠検査は例外を除いて原則健康保険の対象になりません。
この記事では、なぜ妊娠検査が健康保険が適用されないのかと、例外となり健康保険が適用される場合についてご紹介します。
目次
市販の妊娠検査キットで簡易検査
妊娠したかもしれないけど、病院の検査を受けるのは人の眼が気になり嫌だという方や、簡易的に検査をしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
妊娠検査薬は、ドラッグストアや薬局で1,000円から2,500円位で販売されていて、的中率は妊娠何週目かによって差が出ますが、かなりの高確率をうたった商品が販売されています。
市販の妊娠検査キットでの陽性反応が出ても、必ず病院に行って医師の診察と検査を受けてください。
妊娠検査は原則保険適応外
妊娠検査は、原則として健康保険の対象にはなりません。その理由は、健康保険が病気や怪我の治療にだけ適用される制度だからです。
妊娠は病気や怪我の状態とみなされず、健康保険は適用さないため、全額自己負担となります。
病院での妊娠検査にかかる費用と診察内容
病院で受ける妊娠検査費用の相場は初診料を含め、6,000円~15,000円を幅がありますので、事前に病院に必要な金額を確認をされることをオススメします。
検査内容は大きく変わらず、尿検査や内診外診と超音波検査を行い正常妊娠しているかを検査します。
適用外でも保険証は必ず持参しましょう
健康保険の対象にならない妊娠検査ですが、病院の受付では保険証の提出を求められます。
その理由は、妊娠検査が保険対象となる場合があるからです。
妊娠検査は保険適用外だからと、保険証を持参しないと、かかった費用を全額自己負担で支払う必要がありますので、ご注意ください。
後日保険証を持参すれば差額が戻ります
思い立って妊娠検査を受ける際に健康保険証を持っていなかったという場合でも、その旨を受付で伝え後日改めて保険証を持参すれば、健康保険の負担割合を引いた差額を払い戻してくれますので、ご安心ください。
保険証を持ち合わせていないからからと躊躇せず、思い立った時に病院で医師の診察を受けるようにしましょう。
健康保険の対象になる場合も
原則として健康保険の対象にならない妊娠検査ですが、例外として健康保険の対象になる場合もあります。
以下のような場合は、健康保険の適用対象になります。
- 妊娠検査で健康異常が見つかったとき
- 他の婦人科系の疾患で治療を受けていた場合
妊娠検査で健康異常が見つかったり、不正出血でも検査費用が健康保険の対象になる場合があります。
※この記事は、執筆時に公開されている最新の情報をもとに作成していますが、閲覧されている時点の情報に差異がある可能性がございます。
健康保険については、全国健康保険協会へのお問い合わせ / ホームページ等で最新の情報を必ず確認をするようにしてください。
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