
妊娠はとっても嬉しいことですし、おかあさんと赤ちゃんが一緒に過ごす10か月あまりの時間はかけがえのないものですが、その反面、大変こともたくさんあります。
妊娠中の大変なことのひとつにあげられるのが悪阻(つわり)です。悪阻は人によってかなりの差があるため、なかなか辛さを共有できないものでもあります。
そんな悪阻ですが、悪化すると入院になることもあるのです。
妊娠の悪阻と入院、そして、保険についてお話していきます。
目次
悪阻について
悪阻は、おそ又はつわりと読みます。
悪阻の原因は、実はまだはっきりと解っておらず、人によって症状が異なり程度も違います。
妊婦さんが100人いれば100通りの悪阻の出方があるといってもいいでしょう。
そして、1人目を妊娠しているときの悪阻と2人目を妊娠しているときの悪阻が同じ症状とも限りません。
悪阻が起こりやすい時期
悪阻が起こりやすい時期は、妊娠初期の妊娠4週から15週とされています。
しかし、早い方は妊娠の極初期の段階や、生理の遅れを感じている位の時期から起こり、症状が15週目あたりまで続く場合もあります。
妊娠悪阻とは
悪阻そのものは、50~80%の妊婦さんが経験する物といわれ、一般的な悪阻は、吐き気などの辛い症状があっても入院をする必要はなく、そのうち収まっていきます。
しかし、悪阻が重症化し、以下のような症状が出た場合は妊婦悪阻の可能性がとても高いですので、すぐに医師の診察を受けてください。
- 脱水症状
- 著しい体重減少
- 栄養障害
- 代謝障害
妊娠悪阻で入院した際の治療内容
入院で取られる治療内容は、点滴やビタミン剤の投与が一般的で、入院の期間は個人差がありますが、食事が食べられるようになるまで入院を勧められる場合が多いです。
妊娠悪阻の保険の適用について
国民健康保険
一般的な悪阻や妊婦検診、自然分娩などは健康保険の対象にはなりませんが、悪阻が重症化した妊娠悪阻と医師が診断して入院した場合は、国民健康保険が適用されます。
民間の医療保険や生命保険
医師が妊娠悪阻で入院が必要という診断をした場合は、民間の医療保険や生命保険でも入院日額や一時金が契約内容に従って支払われる場合があります。
妊娠悪阻は妊婦さんなら誰でも発症する可能性がありますので、加入している保険の商品内容について、合わせ窓口へ確認をしてください。
※この記事は、執筆時に公開されている最新の情報をもとに作成していますが、閲覧されている時点の情報に差異がある可能性がございます。
保険へご加入の際は、保険会社へのお問い合わせ / ホームページ等で最新の情報を必ず確認をするようにしてください。
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